10月262009

深い霧の中で、紅葉と戯れる

近鉄の観光誘致用に貼られた駅用ポスターのキャッチコピーは、
いつも秀逸だと思う。

『金のベール、ただいま公開中』by曽爾高原
『人であることを、忘れる』by吉野山(08年春)

そしてこの秋、大台ヶ原ポスターのコピーはこれ。

『秋限定、紅葉大パノラマ』

秋・限・定。

…大台ヶ原は昨年、この季節に訪れたし、今年はもう別にイイかな、
なんて思ってたところへ、何という心臓鷲掴みな誘い文句。

しかも、タイムリーにも紅葉見頃は、たった今、この時
来週では、すでに見頃は過ぎてしまって手遅れ。

・・・・・・。

ええぃ。全力で釣られてやんよっ!!(((((( ><)ノ

と、結局ほとんど勢いで、今年も大台ヶ原へ行ってきました。
全く単純ですね。

しかし、前日から分刻みで天気予報が二転三転、どちらにしても曇りか雨…というあまりよろしくない予報。

当日の朝になっても曇っていたため、ちょっとイヤな予感はあったのですが、
とにもかくにも出発しました。

大和上市駅よりバスで約2時間。
大台ヶ原バス停に降り立つと、予想通りの数メートル先すら霞んで見えない濃霧です。

あああ・・・・(ToT)

通常の登山なら、この時点で諦めて帰るところですが、
東大台はコースが整備されていて、まず道に迷うことはナイ、簡単コース。

というわけで、せっかくなので散策を続行することにしました。
(※基本的な山装備が前提。初心者のハイキング気分はNGです)

とにかく、小雨一歩手前な濃い霧のため、水蒸気がビシバシ頬に当たって冷たい。
ふふ、これこそ天然ミスト(ノ´∀`*)
近頃、お肌が乾燥気味だったので、これで潤いバッチリです♪(←負け犬の遠吠え)

ちなみに、今回歩いたのも、昨年同様の一般的な東大台コースです。

バス停→展望台→日出ヶ岳→尾鷲辻→シオカラ谷分岐→大蛇嵓→シオカラ谷吊橋→バス停

霧で曇っていたとはいえ、やはり見頃真っ盛りなため、
それぞれの紅葉はとてもお見事。
樹ごとに異なる赤のグラデーションが、とても綺麗です^^。

大台ヶ原の紅葉

大台ヶ原の紅葉

ただ、晴れた日には富士山までも見渡せるハズの「日出ヶ岳」からの展望は、何も見えず。

超一級の絶景と言われる「大蛇嵓」にいたっては、目の前が真っ白。
その先が断崖絶壁であることすら、不明です。(;´д`)

大蛇嵓

本来、目の前に迫る大峰山系の岩峰も白糸の滝も、何もなし。
何度か訪れている場所ですが、ここまで何も見えない大蛇嵓は初めての経験でした。
(昨年の光景»)

・・・絶望したっ!!

ちなみに、トウヒの立ち枯れた尾鷲辻付近は、霧のおかげでさらに死に森な雰囲気がアップしており、これはこれでイイ感じなのでは…と思いました。

尾鷲辻付近

そんなこんなで、バッチリ見頃な時期だったにも係わらず、
非常に残念なお天気だったわけですが、遠出は久々だったので、良い気分転換にはなりました^^

そして、きっと来年も駅貼りポスターのコピーに釣られるんだろうな…
と予想しています。

次は、最高の光景に出逢えるといいな♪

…いや、その前に今年の紅葉、他も行きたいんだけどっ><

[おまけ]
紅葉の落ち葉