10月262008

岩峰に、秋の絵の具

地球温暖化の影響で、毎年少しずつ「紅葉の季節」が後ろへずれ込んでいるそうです。

そんな中、関西では『大台ヶ原』が他の紅葉スポットより一足早く、その季節を迎えました。
ニュースによると、例年より紅葉の色づきが鮮やかとのこと。
それを知った瞬間、

何ーっ
それはぜひとも、見に行かねばなるまいっ!!Σ(゚Д゚)

と、全く念頭になかったお出かけの予定を、急遽設定したのです。
しかし、その時点での予定日の週間天気予報は、あろうことか「雨」
見頃は25日頃まで…とのことだったため、予定変更の余地はどこにもナイ。

このため予報を何とか覆すべく、
その日から空に向かって呪い…もとい、雨乞いを繰り返しておりました。

甲斐あって、当日は『くもり時々晴れ』ヽ(´∀`)ノ。

神様、ありがとう、ありがとう〜!!!
注:↑無宗教

てな前振りを乗り越え(爆)、足取り軽やかに、早朝からイソイソと出発いたしました。

ちなみにこの『大台ヶ原』とは、奈良県と三重県の県境をなす山脈をひとまとめにして呼ばれる総称のようなもの。
主峰:日出ヶ岳は標高1,695m、日本屈指の多雨地帯なため、山頂や谷は深い原始林に覆われており、日本百景、日本の秘境100選にも選ばれるほど、山岳・渓谷の雄大な景観を誇っています。

そして主に、日出ヶ岳や大蛇嵓などの展望を楽しむ「東大台」と、苔むす原生林の「西大台」に大別されます。
その他、ハイキングコースとしては、「大杉谷」というのもあるのですが、こちらは数年前の台風で、コース上の至る所が崖崩れを起こし、復興のめどが立っていないため、現在は通行不可。(子どもの頃一度訪れたことがあって、すごく良いところだったので残念(><))

そして「西大台」については、昨年から環境保護の問題から入山規制が始まりました。
もともと、規制の厳しい特別保護地区だったのですけどね。
観光客の増加による環境破壊は、それでも間に合わなかったようです(^^;)

というわけで、ここに訪れる大半の観光客は、東大台周遊が目的です。
もっとも大台ヶ原らしい個性を堪能するなら、東大台がベスト。
そして、この「東大台(日出ヶ岳)」は超初心者コースで、とっても歩きやすいのです。

今回の紅葉見物ももちろん、こちら。↓

ビジターセンター(駐車場)→日出ヶ岳→正木ヶ原→尾鷲辻→牛石ヶ原→大蛇嵓→シャクナゲ坂→シオカラ橋→ビジターセンター
(コースMAP»)

という約9〜10km程度の道のりをグルっと周遊いたします。

道のりのほとんどが綺麗に整備されているにも関わらず、他には類を見ない、あらゆる地形の造形美が存分に堪能できるお得なコース。
まさしく、自然ミュージアムなのです♪ヾ(〃▽〃)ノ

[正木が原の景色]
この一帯は東大台を象徴する、立ち枯れたトウヒの(死んだ)森
秋の正木が原

そして期待通り、
紅葉も街中では望むべくもない、
鮮やかな色彩によるグラデーションのパノラマビューがっ。

[日出ヶ岳(展望台)からの景色]
日出ヶ岳から

[大蛇嵓からの景色]
大蛇嵓から見る紅葉
↑東大台きっての絶景ポイント。眼前には大峰連山が広がります。
混み合っていたため写真には撮れませんでしたが、実はこの眼下、垂直約800mの断崖絶壁、足下は張り出した岩場です。

いやもう、実際は言葉では言い尽くせないくらい、ものすごく迫力ある雄大な光景。
写真に撮ると、途端に陳腐になってしまうのが悔しいっ(><)

ところでこのコース、
歩程時間は4時間程度…が目安となっているのですが、この日の私のタイムは、あろうことか約2.4時間でした。
いやもちろん、はるばる訪れているのですから。
私も、もっとゆったり景色を楽しみつつ、周遊する予定でしたよ?

・・・が。
標高が高いので気温が低い&コースが楽

汗をかかない

トイレが近くなる

トイレは出発/終点のみ。

そう。
コース半ばで、あろうことか、トイレが恋しくなってしまったわけです。
だけど途中で引き返すのも、ショートカットするのもイヤだ。
自然、足取りは軽くなるわけです(爆)

おかげで、コース最大にハードな行程といわれるシオカラ谷吊橋付近のアップダウンも苦にならず。(いや、もともとたいしたことないけどw)

そんなわけで、帰りバスまで時間が余りすぎてしまい、
あまりの手持ちぶさたにショートカットで2周目をトライしてしまったのは内緒です。
だって、じっとしてると寒かったしね。(;´д`)

ま、その分、紅葉を2倍堪能できたので、結果オーライ!

・・・と、いうことにしておく。
2008年、東大台の紅葉

[大台ヶ原についての案内]
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm
http://vill.kamikitayama.nara.jp/kankou_2.html